人生に飽きたから本気出す

人生に飽きた内向的な男が幸せになる方法を真剣に考えるブログ

内気な人はステータスを全方向に振り直して自信を持とう

内向的な人が世界中で持ち上げられつつある中、似て非なる言葉の「内気」な人は話題にもならない。

 

内気な人は社会からマイナスイメージを持たれており、現代社会においては実際に損することが多い(ソースは自分)

 

学校生活では、内気であるがゆえに周りとなじめず、テスト勉強を一人でやり、就職活動においても積極性が求められ、仕事に出ても内気な人は営業成績を上げられない。そんな自分に嫌気がさし、内気な性格を治したいと思っている人は多いだろう。

 

当然書いている私は根っからの内気人間であり、女の子から「いっつもつまらなそうだよね」と言われ、飲み会終わりには必ず一人反省会をする。

 

だからこそ、この記事を10年前の自分に向けて書こう。

 

 

内気とはどういうことか

 

内気な人の世間一般のイメージは、自分の意見を言えない、人前でしゃべれない、おとなしい、周りの目を必要以上に気にしがち、等である。

 

また、例によって辞書で調べてみても、

 

うちき【内気】の意味

[名・形動]気が弱く、人前では、はきはきしない性格。また、そのさま。「内気な人」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

とあり、世間一般のイメージとズレていない。

 

なお、内気と内向的を同義に扱う人がいるが、内向的は①興味が頭の中に向かっていたり②刺激に対して過剰な反応を示したり③情報や経験に対して深いアプローチを好む人のことである。必要に応じ、以下記事を参照されたし。

 

jinsei-akita.hatenadiary.jp

 

世の中的にも内気の特徴を備えた内向的な人が多いかもしれないが(ソースは自分)内気と内向的は別物である。

 

では、内気な人はどのような特徴があるのか。

 

特徴① 自分の意見を発言できない

自分の意見を持ってはいるものの、発言するタイミングがわからなかったり、変な内容でないか、場をしらけさせないかをひたすら考え、結果発言しないを選択する。

 

なお、たまにやっぱり言っておこうと思って少しタイミングがずれて発言し、場を凍らすことがある。

 

また、自分の話したい話題であっても、発言するタイミングがいまいちつかめないため、3人以上いる場合はとりあえず聞き役に徹し、非常につまらないやつという焼き印を押されることしばしば。

 

特徴② おとなしいがゆえに非常に暗いイメージを持たれている

 

自分から発言ができないため、周りから暗いやつ、話しかけづらいなどと思われている。しかし、自分から話しかけることもできず、ボッチになっていく。

 

一度ボッチが染みつくと社会人になってからも抜けない。

 

特徴③ 失敗に非常に敏感である

内気な人はプレゼンが苦手である。失敗したらどうしよう、わからない質問が来たらどうしようなどと考え、おどおどした説明になってしまう。

 

内気な人は電話が苦手である。妙な間が空いてなんか発言しようとしたら相手もちょうど発言するタイミングで言葉がかぶってしまい申し訳ない気持ちになってしまうためである。

 

内気な人は店員さんに話しかけられない。服を買おうにも今着ている服装がくそダサいと思われるんじゃないかと心配になる。本屋に行って在庫がないか確認したくても確認に時間を取らせてしまうぐらいならアマゾンで買ったほうがいいなとか思ってしまう。居酒屋で大声ですいませーんと呼ぼうものならみんなが注目してしまうんじゃないかと思って声をはれないから自分の前を通り過ぎるまでグラスが空でも粘り続ける。

 

つまりは失敗したらどうしよう、変なこと言ったらどうしよう、変な風に思われたらどうしようとかいろいろ考えてしまい、消極的になる。

 

内気の原因は何か

 

内気を構成する要因はいくらでも考えられるが、真因は自信がないことにつきる。

 

では、先に述べた内気の特徴は、自信があった場合どうなるか。

 

特徴① 自分の意見が発言できない(自信あり)

自信がついた場合のマインドは、①自分が発言することでこの場が盛り上がった、②自分の発言めっちゃ面白い、③自分がこの場にいてよかったー、である。

 

特徴② おとなしいがゆえに非常に暗いイメージを持たれている(自信あり)

自信がついた場合のマインドは、①普段おとなしいのにしゃべるときめっちゃしゃべる、②あの人面白そうだから話しかけてみよ、③人と話すの楽しー、である。

 

特徴③ 失敗に非常に敏感である(自信あり)

自信がついた場合のマインドは、①TEDに出れるわ、②かぶるなんて気が合いますね、③店員さんはみんな友達、である。

 

なお、完璧主義を原因とする意見も無きにしもあらずんば虎子を得ずではあるが、結局のところ完璧主義とは自分が良く見られたい症候群であると考えられるため、自信さえあれば解決できる。

 

なぜ治せないのか(自分の理想になれないのか)

 

考えられる理由は3つある。

 

理由① ひたすら理由をこねくり回しているから

内気な人はいろいろ気にしちゃうがゆえに常に頭の中は考えでいっぱいである。

 

そのため、変わるための方法はいろいろ思いついているはずだが、行動はしない

 

これは、過去の経験から、より自分が傷つかないようコンフォートゾーン(自分にとって心地良い、楽な状態)にいたい心理が働いているためである。

 

理由② 考えただけで満足するから

 

理由①のとおり、より傷つきたくないと同時に、今までこうだったんだから今更治んないし、というのが根底にある。

 

モテない人がこじらせた時、どうせ顔でしょとかいって努力しないのと同じ原理である。

 

理由③ 本当は変わりたいのに、これが俺の(私の)アイデンティティとか言っちゃうから

 

内気の原因として完璧主義も上げたが、内気な人は自信がないくせにプライドが高い

 

だから、人からどう見られているか、人に良く思われたいという意識がある。

 

そして、色々考えた結果、自分は行動しないほうがリスクが少ない(キリッ)、変わったら俺じゃ(私じゃ)なくなる(キリッ)って言って変わろうとしない。

 

内気の改善策(案)

 

内気はどうやって改善したらいいのか。

 

まさか巷でよく言われている

・楽観的になろう

・深く考えないようにしよう

・完璧主義をやめよう

・失敗を恐れないようにしよう

等というのではないか。

 

内気な人はとうに上記のことを考えて、行動したことがあるだろう。

 

しかし、実際は改善されなかったはずだ。

 

なぜか。人間はマインドを変えようと思って変えられるわけがないからである。一流の思考法をこねくり回して考えたところで身に付くわけがない。

 

ではどうするか。自信をつける方向を間違えずに、少しずつ自信をつけていくことだ。

 

オタクを例に出して恐縮ではあるが、例えばアニメオタクはアニメに対して絶対的な自信がある。それだけ知識があるからだ。

 

しかし、それ以外の話題には全く興味がなかった場合、アニメオタクではない人との会話ができず、自信喪失につながる。

 

得意なものを突き抜けてやれ、という解決策もしばしばみられる。確かに、得意分野で自信をつけることは重要だ。しかし、根本的な内気の改善にはなっていない内気を発揮するのは何気ない日常であって、日常は自分の得意なフィールドではないからである

 

また、自信をつける解決策として場数を踏むこともしばしばみられる。確かに、場数を踏むことは重要であるが、世間一般の人がどんな話をしているか、どのようなことを考えているか、内気な人は今まで知る由もなかったはずだ。先のとおり、いったんボッチになると次のステージもその次のステージもボッチになるためである。

 

だから、自分の一番興味のある分野のみに知識が偏り、内気じゃない人たちとはかみ合わないし、間の取り方もわからないからますます内気になる。

 

だからこそ、何に付けても自信がない人は全ステータス(世間一般的な)を世間レベルまで引き上げることをオススメしたい。

 

グラフ化すると以下の通り。平均が4と仮定して、全方向に4取れたらまず会話に困らないし、俺は世間とズレてないかななんて思わなくていい(はず)。

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場数を踏んでいいのは、裸から最低限の武器防具を身に付けた後だ。プレゼンする時、商品知識がないと買ってもらえないから詰め込む。面接の時、あらゆる想定質問を考えて、何がきてもいいように準備する。そうやって自信をつけるのと同じだ。

 

いや、普通の人はこんなこと考えてねーしと思われるかもしれないが、普通の人は経験からこれらのステータスを勝手に身に付けている。

 

しかし、内気な人は圧倒的に知識と経験が足りていない。経験からギャップを埋めようとしてもまた内気スパイラルにはまってしまう。そうなる前に、まずは知識を埋めてから、経験を積んでいこう。

 

知識をつけてから行動しようというのがいかにも内気的ではあるが、無理のないところから自信をつけるのが先決である。

 

 

まとめ

・内気を治したいと思っている人はとにかく自信をつける

自信をつける方向性を間違えたら自信にならない

・内気を治したら個性がなくなるとか言ってるやつは一生治らない

 ⇒自信をつけてから個性を磨け

 

 

※筆者はこんなこと書いていいのかな、くそ野郎と思われないかな、全然的外れワロタとか思われないかとか、どうせ読んでる人いないしな、誰も興味ないしなとか、微塵も自信がない状態で葛藤しながら書いてます

 

 

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