人生に飽きたから本気出す

人生に飽きた内向的な男が幸せになる方法を真剣に考えるブログ

嫌いな人が一瞬で無関心になるマインドセットには具体的なイメージが効果的

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内気な人は何かと気にしすぎる繊細な心を持っている。

 

そんなシャイボーイは人から嫌なことを言われると一日中のみならず一週間、ともすれば一生そのことを引きずってしまう。

 

嫌なことや人が頭の中から離れないとき、藁をもつかむ思いで「嫌いな人 解決策」とか、「嫌なこと 忘れる」とかで検索すると決まって出てくるものは

 ・冷静になろう

 ・無関心になろう

 ・でも、感謝は忘れずしよう

 ・誰かに話して忘れよう

 ・仕事に熱中しよう

といったことだ。

 

確かにその通りなんだが、頭の中でぐるぐる嫌なことを反芻しがちな内向的かつ内気な性格の場合、嫌な人と一緒にいる時よりも離れた時のほうがある種苦しいのではないか。

 ・あれは自分が悪かったんだろうか

 ・自分が謝る必要があったのか

 ・なんで自分がこんな目にあるのか

 ・どうやったらもっと人づきあいがうまくできるか

 ・これからどうやってあの人と付き合っていこう

などと、いろんな方向に考えが拡散し、答えのない長い旅路へ進むことになる。

 

だから、無関心になろうとか、忘れようとか、簡単に言われてもとっても難しい

 

私は長いことこの症状に悩まされてきたため、どうやったら一瞬でそのことから無関心になれるか、別の方向に頭を持っていけるかを考え続けた。

 

その結果考え付いたのが、内向的でシャイな人間が「関われる人間の少なさ」と「効率性を重視する考え方」を活かしたアプローチである。

 

 

自分が生涯出会う人の数を仮定しよう

具体的な方法として、人間が一生で出会う人数を仮定からはじき出し、残りの寿命を計算し、嫌いな人に充てる時間を計算すると、嫌いな人のことで悩んでることがいかにもったいないことをしているかがイメージできる。

 

加えて、内向的でシャイな人は関われる人数がそもそも少ないんだから、嫌いな人に時間をかけていたらずっと嫌いな人との人生になっちゃうよって話。

 

無関心になれ、とか、忘れろ、とか、自信を持て、とか抽象論で言われてもわからない自分は、数字で考えたら自然と行動できるようになった

 

計算はあくまで仮定で十分である。自分の今まで生きてきた人生を振り返れば、これから出会う人数もおのずと想像できるだろう。

 

なお、人数は1回も話したことない顔見知り程度の人間を除き、グループワークやら取引先の相手などは含めることとする。

 

◆私のケース

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・0歳から22歳 ⇒ 500

(幼少期30人、小学校50人、中学校100人、高校120人、大学200人と仮定)

・23歳から65歳 ⇒ 500

(会社では5年に一度異動があり、関わる人間は社内外を含め50人の入替が8回行われて約400人、趣味で約100人)

・65歳から80歳 ⇒ 200

(1年あたり老人会の新規会員が10人増え、趣味で50人)

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※簡略化と見栄のため端数の区切りがいい数字にしている。

 

以上から、一生に関わる人間は約1200人である(と仮定する)。

 

30歳までの間に出会った人々は約600人で、仕事相手等も含めて現在進行形で関わっているのは100人くらいだから、このままのペースだと生涯において最大でも現在進行形で関わるのは200人

 

しかし、年老いればそのペースも逓減するだろうから150人とする。これには会社の人たちだったり、その時々のコミュニティの人たちが含まれており、好きな人も嫌いな人もいる状態である。

 

私は30歳なので、80歳まで生きるとしたら残り50年

 

50年は日換算で18250日時間換算で438000時間である。ここから寝る時間7時間+ご飯等々2時間とプライベートな時間3時間を引くと人と関わる時間は219000時間。直接人と関わるのはもっと少ないが、人について悩んだりしている時間や仕事をしている時間も含まれるため、多めに仮定。

 

実際にそんなことはないが、150人に満遍なく時間を使うとしたら、1人当たり1460時間、60日である。

 

嫌いな人の数を2:6:2の法則に当てはめてみよう

イタリアの経済学者パレートが考案した2:8の法則(パレートの法則から派生したもので、2:6:2の法則がある。

 

これは働きアリの法則とも例えられ、全員働きアリでも2割が一生懸命働いて、6割は普通で、残りの2割が怠けるよって法則だ。面白いもので、全員が働きアリでも必ず2割は怠け者が出てしまうらしい。

 

これは組織論であるため、社会のいたるところでも適用可能だ。好きな人:普通の人:嫌いな人も同様に考えられるが、確かに思い返せばそんな程度かもしれない。

 

先に導き出した150人をこの法則に充てると、嫌いな人は30人。好きな人と同様に時間を使っていたら、嫌いな人たちに充てる時間は全体で43800時間1825日も使う羽目になる。ましてやちょっと言われたことで何日も悩んだら人生で2000日も嫌な思いをしてしまう

 

2:6:2の法則的によれば、働きアリの中に2割怠け者が出るのと同様、組織においてはどんなに頑張っても嫌な人が必ず出てしまう。会社に属したり、趣味のクラブに属したり、地域コミュニティに属したりすれば嫌いな人がいるのは当然だ。

 

しかし、誰に自分の時間を使うかは自分が自由に決めていいし、誰にも変える権利はないのである

 

嫌いな人たちのために2000日も無駄に悩むのは止め、好きな人たちのためにその2000日を使おう。嫌いな人が出てきたらすぐに2000日を思い出す。

 

そう考えたら、あーだこーだ悩むのはやめて、無関心になる気になったでしょ。

 

おわり

 

 

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