ブログを書く最大のメリットは「思考は現実化する」
出典:Pixabay
ブログを書くのは時間がかかる。
メソッドが固まっていない中、1記事2~3時間もかけて書いたところで、全くアクセス数は伸びない。この作業に何の意味があるのだろうと辞めたくなるが、それでも書くのは、メリットがあるからである。
ブログを始めて1か月半。記事数19、平均PV数10前後の私が、それでもブログを書くメリットを紹介したい。
- 言語化された思考は、現実のものになる
- 今の自分は思考の結果
- 頭の中に浮かんだだけの思考は断片的である
- なぜブログが思考の整理に最適なのか
- 特に内向的で優柔不断な人にオススメの理由
- マザーテレサの言葉
- 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
言語化された思考は、現実のものになる
『思考は現実化する』
1937年に刊行されたナポレオン・ヒルの名著である。
『ザ・シークレット』
2006年にロンダ・バーンが著し、「引き寄せの法則」ブームの火付け役となった。
- 作者: ロンダ・バーン,山川紘矢,山川亜希子,佐野美代子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/10/29
- メディア: ハードカバー
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そして、日本においては、古くから「言霊」と呼ばれる思想がある。
声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。
古くから、人間は考えたり、言葉にしたものが現実になることを知っていたようだ。
今の自分は思考の結果
人は、考えがあってはじめて行動する。
例えば、Aという選択肢とBという選択肢があった場合、自分がどちらに行きたいか、どちらのほうが自分にとって有益かなどを考え、自分で選択してその道に進んでいく。
もちろん、人の意見が加わることもあるが、最終的な決断は自分だ。
つまり、今このような人生を歩んでいる自分は、自分が考え、選択し、行動した結果である。
考えがなければ行動はしない。なぜなら、人間には理性があるからである。食欲を満たしたいからといって、その辺のものを勝手に盗んで食べたりはしない。仕事中に眠たいからといって、勝手に寝たりはしない。自分の中で行動をコントロールしているのである。
頭の中に浮かんだだけの思考は断片的である
しかし、考えたことは移ろいやすい。浮かんでは消えていくようなものである。そして、その時々の感情に左右されたりもする。
例えば、「人と比べたって仕方ない、自分は自分。」と思ったことがあったとする。その時はそう思っていても、すぐにうらやましい人が現れ、心を揺さぶられることがある。なぜこのようになるかというと、思考が整理されておらず、断片的であるため、自分の中で、「人と比べても仕方がない」という信条(ポリシー)が確立されていないからだ。
自分の考えを確立するためには、その考えを裏付けるための思考の整理が必要である。そして、その思考の整理に最適な方法がブログを書くということだ。
なぜブログが思考の整理に最適なのか
ブログを書く時は、自分の主張を貫かなければならない。あやふやな主張ではだれの耳にも届かないからである
例えば、以下の記事では、自信がない人が着実に自信をつけるための一番の方法を説明している。
最速の方法だったり、2番目に良い方法だったりするのは、この記事においては不要である。そのため、一貫して着実に一番の方法を説明しなければならない。
記事としてアウトプットしないと、1番の方法や着実な方法など考えもしないだろう。しかし、ひとたび記事として公開しようと思ったら、自分なりに論理づけて主張しなければならない。そこに思考の整理が発生し、記事を作成する過程で自分の確固たる信念として確立されるのである。
特に内向的で優柔不断な人にオススメの理由
内向的な人にとって、面と向かってのアウトプットはなかなか難しい。とかく相手のことを考えてしまい、自分の考えを一貫して主張することができなかったりする。また、情報処理に時間がかかるため、その場では言いたいことのほとんどを言うことができないこともある。
その上、情報処理に慎重であるがゆえに、優柔不断になりがちだ。
優柔不断を治す方法については、以下を参考にされたい。
上記の通り、ブログを書くためには、一貫した主張を通すために思考を整理する必要がある。しかし、ブログは自分のペースでだれにも邪魔されず、好きなように書くことができるので、内向的で優柔不断であっても、じっくり自分と対話したうえでアウトプットができる。
このような作業を通じ、自分の中で深いレベルまで落とし込んだ信念は、現実社会でも一貫したものとして生きてくる。
そして、その信念は行動に変わり、現実化する。
マザーテレサの言葉
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
まとめ
・思考は現実化する
・ただ考えたことは断片的である
・考えたことが信念となるには、思考の整理が必要
・ブログでは一貫した主張が求められるため、思考の整理に最適
・整理された思考は信念となり、行動に変わり、現実のものとなる
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