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ネガティブな自意識過剰をポジティブな自意識過剰で相殺する

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内気な人は他人の目を気にしがちだ。すなわち、自意識過剰である。

 

電車で自分は座っていて、立っている人もいるのに、隣に座られないと、私の外見おかしいかなとか、体臭臭くないかなとか、色々思春期的な発想をしてしまう。

そして、隣に若い女性が座るとホッとするのである。あぁ、自分はここに座ってていいんだ、と。

 

こんな状態では人生楽しめるものも楽しめないので、解決策を考えることとする。

 

 

自意識過剰とは

そもそも自意識過剰とはどういう意味か。辞書で調べてみると、以下の通りである。

じいしきかじょう〔クワジヨウ〕【自意識過剰】

[名・形動]他に対する自己を意識しすぎること。自分が他人にどう見られるかを考えすぎること。また、そのさま。「自意識過剰になる」「自意識過剰な人」

出典:デジタル大辞泉

 

どう見られるかといった外見的なことだけではなく、どう思われるかといった中身の部分もあるだろう。これが行き過ぎると対人恐怖症になる。

 

対人恐怖症(たいじんきょうふしょう、英語: Taijin kyofusho, taijin kyofusho symptoms ; TKS)は、対人場面で不当な不安や緊張が生じて、嫌がられるとか、不快感を与えるのではと考え、対人関係から身を引こうとする神経症の一種であるとされる[1]。『精神障害の診断と統計マニュアル』第4版には、診断基準ではないが、特徴が記され、外見、臭い、表情、しぐさなどが他人を不快にするのではという恐怖であり、社交不安と似ているとしている。

出典:Wikipedia

 

対人恐怖症はネガティブな側面しかないが、自意識過剰は、自己を意識しすぎることであって、意味自体にネガティブかどうかは含まれていない。私は、自意識過剰にはネガティブな側面とポジティブな側面の両方が存在すると考えている。

 

ポジティブで考えると、例えば、アイドルのコンサートで目が合ったとき、絶対今俺のほうに見たよと思ったり、異性にちょっと優しくされて絶対自分に気があるよと思ったりするのはポジティブな自意識過剰だ。なお、ここでいうポジティブは自分にとってポジティブなだけである。

 

内気な人の自意識過剰は基本的にネガティブだ。上記例のようなポジティブな発想にはならない。なぜなら、自分に自信がないからである

 

※自意識過剰の克服には自信をつけることも重要であるが、このエントリでは「自信をつけること」 とは別の角度から考察する。自信のつけ方は下記を参考にされたい。

jinsei-akita.hatenadiary.jp

 

では、内気な人のネガティブな自意識過剰はどう対処すべきか。具体的なケースを想定し、発想の転換を試みることにする。

 

 

自意識過剰をネガティブ⇒普通⇒ポジティブの順に発想転換する

事例① すれ違いざまに若い女性2人が笑っていたとき

【ネガティブ】

このパティーンはあるあるであるが、ポイントは「すれ違いざま」、「若い女性」、「複数人」というところであろう。この場面に遭遇したとき、すぐさま過去の経験が全身を駆け巡り、自分が笑われているのではないかと思ってしまう。

【普通】

「何か面白い話でもしていたのかな」、「楽しいことがあったのかな」である。

【ポジティブ】

ポジティブの場合は飛び切り自分に都合よく解釈するのがポイントである。例えば、「自分があまりにカッコよすぎてこんな絶世の美男子見たことないって不思議と笑いが込み上げてきたのかな」、「とびっきりの笑顔で2人同時に自分にアピールしてきたのかな」である。 

 

事例② 自分が話している最中に相手があくびしたとき

【ネガティブ】

これはよくあるわけではないが、内気で内向的な人にとっては、自分が話下手であることを理解しているために、「あぁ、また自分がくそつまらない話をしてしまったんだな」と思ってしまう。

【普通】

「昨日夜更かししたのかな」、「緊張しているのかな」である。

※緊張するとあくびが出るらしい。

【ポジティブ】

あまりの自分の話の面白さに嫉妬して、つまんねーしと強がって見せたのかな」、「自分の声があまりにα波と1/fゆらぎを放出しすぎて気持ち良くなっちゃったのかな」である。

 

※余談ではあるが、私は転職活動の面接時に、自分がメチャクチャ熱弁しているにもかかわらず、面接官はうつぶせになって顔だけこっちを向いてあくびをするといったことがあった。絶対落ちたと思ったが受かっていたので、思い込みはあてにならないものである。

 

事例③ 頭上をガン見されたとき

【ネガティブ】

これは限定的かもしれないが、かつらをかぶっている人が「もしかしてヅラがばれてる!?」と思ってしまう。または、「寝癖があったのかな?ハズカシイ」とかである。

 ↓

【普通】

「自分の後ろに誰かいるのかな」、「天気を気にしているのかな」である。

【ポジティブ】

自分の髪型があまりにイケてて見惚れているのかな」、「あまりのカッコよさに上から下まで舐めるように見ようとしているのかな」である。

 

ポイントは、ネガティブな自意識過剰もポジティブな自意識過剰も対象が自分であるが、普通の自意識の場合は対象が自分以外の事柄や相手にあることである。

 

つまり、自分がネガティブな自意識過剰に陥っていると自覚したとき、すぐさま自分以外の事柄や相手に目を向けてみることが普通の自意識を手に入れるためには重要だ。

 

しかし、何年も自意識過剰を患ってきた場合は、それが難しい。だから、普通を飛び越えてポジティブな自意識過剰を目指してみる。ポジティブな自意識過剰は内気な人からしたら大体がギャグみたいなもんだから、より一層ギャグっぽく転換する。そう思うと笑えてくる。なぜ、自分はちっぽけなことでネガティブな発想に陥っていたのかと。

 

まとめ

内気な人はネガティブな自意識過剰になりがちである。

・いつも自分に意識が向いていた人が、急に外部に意識を持っていくことは難しい

・いっそのこと発想を180度転換し、ポジティブな自意識過剰を目指すとネガティブな自意識過剰を相殺できる

 ⇒ポジティブ変換する時はギャグ要素が必要である

 

 

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