人生に飽きたから本気出す

人生に飽きた内向的な男が幸せになる方法を真剣に考えるブログ

30歳になる僕が20代にやっておけばよかったこと

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今日、僕は30歳を迎えた。

アンケートの年齢欄に〇をつける時、もう「20代」にはつけられない。

30歳になる前に、人生に飽きが来たと称してブログを始めた。

「20代でやっておけばよかったこと」を記録として残そうと思う。

検索等をかければ出てくる「投資をすればよかった」とか、「健康に気を付ければよかった」とか、「大恋愛すればよかった」とか、細かいことはいろいろあるが、僕は3つだけ、記録として残したい。

 

もっと真剣に自分の心の声を聴けばよかった

やりたいことが浮かんだとき、人から誘われたとき、僕は色んな理由をつけて、"やらない"という選択肢を選んできた。

お金がもったいない、時間がもったいない、自分にはそんなに能力がない、自分は人見知りだから行かない、積極的に行動できないからしない、等々、あらゆる理由をひねり出して、やらなかった

やらないほうが失敗がないし、人から何か言われることもない。僕は、自分にとってストレスのない(と思っている)空間から抜け出さずにいた。

自分に合っているかどうかはやってみないと分からないのに、自分でわかった気になって、自分の行動を極端に狭めていた

その結果、人生の節目となる30歳を意識したとき、猛烈に自分の人生の無意味さを感じた。

自分が何が好きなのか、自分が何をしたいのか、よくわからなかった。ただ、今の人生が心から満足できるものではないと考えたため、人生に飽きたと称してブログを始めた。

jinsei-akita.hatenadiary.jp

人生には無数の選択肢がある。若いうちから方向性を定め、それに突き進んでいる方々には尊敬の念を抱く一方、無数の選択肢の何がフィットするのかを20年やそこらで見極められるものだろうか。全然やったことがない択肢はなぜスルーするのか。

やりたい感情が起きた時、まずはやってみて、合わなければやめる。でも、まず1回はやってみることが、人生に幅を持たせる秘訣なのであろう

 

アウトプットを大事すればよかった

「20代はたくさん本を読み、勉強すればよかった」

これは多くの人が抱く後悔のようだ。

私はこれに、「インプットよりもアウトプットの配分を高めにするべきだった」と付け加えたい。

私は上記に倣い、たくさんの本(ビジネス書や自己啓発、教養本など)を読んだ。読了後、その時その時はいろんな考えを巡らせた。確かに、自分の思考の一部とはなっているかもしれない。

しかし、ただ単に一読しただけでは、その本のエッセンスの1割も自分の中に吸収できていなかった。なぜなら、その本の内容が思い出せないし、自分の行動が変わっていないからである。

図書のレビューは、隅々まで読んだうえで、その本の本質を意識的に探さなければ書くことはできない。アウトプットする過程において、インプットが強化され、自分に吸収されていく。

また、自分が考えたことについても同様にアウトプットすればよかった。何か考えが浮かんでも、誰に披露するまでもないし、まぁいいやと思考を停止し、本質まで深化させることをしなかった。結果、曖昧な考えしか持たず、自分軸が形成されなかった。

AI時代、人生100年時代が今後到来する。

そのような時代において、重要なのは創造性だったり、表現性だったり、その人オリジナルのアウトプットができることである。

そして、アウトプットを通じて自己表現を続けていけば、自己実現につながり、ひいては幸せにつながっていくのではなかろうか

 

生の短さを意識すればよかった

僕は、20代の多くを仕事に費やした。

興味のあまり持てない仕事を人並み以上に頑張って、でも隣には働かないおじさんたちがいて、そんな環境を同僚同士で愚痴を言い合って過ごした。

平日は帰りが遅く、休日は思考を停止していた。

自分の貴重な時間を切り売りする残業で得られたのは、わずかばかりの残業代と、我が社でしか通用しない(我が社にのみ最適化された)、ノンポータブルなスキルのみであった。

20代はあっという間に過ぎた。10代に思い描いた20代だったと言えるだろうか。

30代、40代、歳を重ねるごとに自分の時間は少なくなる。身体は衰え、頭は働かなくなり、健康をメンテナンスする時間が多く必要になる。つまり、生は益々あっという間に過ぎ去っていく。

その上、長時間労働、大震災、パワハラ、いじめ等々、寿命以外の死が身近に感じられるようになった(昔からそうなのかもしれないが、自分にとっては他人事だった)。明日は我が身かもしれないし、それは誰にも分らない。

なぜ生まれ、なぜ生きているのか。その答えは明確ではないが、このまま死んでいくのが嫌なことは明確だ。

人生は一度きりだし、時間は巻き戻すことができない。今まで以上に、一分一秒を大切に生きよう

jinsei-akita.hatenadiary.jp

 

今後の人生をどう生きるか

僕は、人生のやり直しはいくらでも可能だと考える。

社会構造を理由にしたり、年齢を理由にしたりして、歳を取ったら人生やり直せないよとかいう人がいるが、そんなことはない。やり直す方法はいくらでもあるのに、思考を停止して、従来の方法でしか考えていないためだ。

しかし、人間が唯一できないことは、時間を巻き度すことである

決して過去の後悔にとらわれてはいけない。過去を教訓にし、自分の頭で考え、自分の心に従い、自分の人生を切り開いていくことこそが最も重要である

僕は、30歳を迎える今日、そう心に刻んだ。

 

 

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