人生に飽きたから本気出す

人生に飽きた内向的な男が幸せになる方法を真剣に考えるブログ

内向的なのになぜ人生がつまらないのか真剣に考えてみると理由は自己肯定感の低さにあった

 

 

内向的と外向的の違い

 

自己紹介欄にて私は自分が内向的であると書いている。事実、自分は内向的でありながら、シャイであるため、シャンパングラスを片手にパーティーをするとか、積極的にリーダーシップを取るとかしてこなかった。

 

そもそも、内向的、外交的とはどういう意味だろうか。

 

内向的な人ならご存知、「内向型人間の時代」の著書であるスーザンケインが2012年、TEDのスピーチにて説明していた内容を以下にまとめる。

www.ted.com

 

「内向的は内気とは違います。」

「内気というのは社会的に判断されることへの恐れです。」

「内向的であるというのは社会的なものも含め、刺激に対してどう反応するかということです」

「外交的な人は多くの刺激を強く求めますが、内向的な人はもっと静かで目立たない環境にいるほうがやる気になり、活き活きとして能力を発揮できるのです。」

(日本語訳抜粋)

 

また、マーティ・O・レイニーは著書の「内向型を強みにする」の中で、内向的と外向的の違いを大きく3つに分類している(「内向型を強みにする」p22)。

 ①エネルギーの取り込み方

 ②刺激に対する反応

 ③情報や経験に対するアプローチ   

 

それぞれの違いについて下表のとおりまとめてみた。

f:id:jinsei-akita:20180811011645p:plain

 (出典:内向型を強みにする)

 

以上から考えると、内向的は

①内からエネルギーを取り込み、

②刺激は極力少ないことを好み、

③友達や経験は量よりも質を重視すること、

がわかる。

 

では、内気とはどのような性格を指すのか。大辞林によると、

 

うちき【内気】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 

おとなしく、遠慮深い性質。人前ではきはきしない、気の弱い性質。また、そのさま。 「 -な人」

[派生] -さ ( 名 )

(出典:大辞林 第三版

 

 

となっており、確かに、内向的の性質とは一つも当てはまっていない。というよりカテゴリーが違うため、実際は内向的かつ内気な人もいれば、内向的だが内気でない人もいるということになるだろう。

 

なお、社交的とは、

 

しゃこうてき【社交的】

( 形動 )

積極的に人々とつきあおうとするさま。社交性に富むさま。

 (出典:大辞林 第三版

 

となっており、こちらは外交的と被る部分がある。外からエネルギーを取るためには、積極的に人と付き合う必要があるからだ。

 

内向的なのに人生がつまらなく感じるのはなぜか

 

ここで自分の性格に立ち戻ると、自分は完全に内向的な性格であることが再認識できるが、内気かどうかは微妙なところである。なぜなら、おとなしく、思慮深いとは思うが、人前ではきはきしないわけではないからである。

 

しかし、内向的であるならば、外からの刺激は不要、むしろないほうが活き活きできるはずなのに、なぜ人生に飽きているのか。

 

考えられる仮説は以下のとおり。

 

仮説①:内向的だと思っていたが、実は外交的だった

仮説②:社会の風潮が外交的優位となっており、それに屈しているから

仮説③:自己肯定感が低いから

 

仮説①:内向的だと思っていたが、実は外交的だった

これについては、先の分類によってほぼ間違いなく打ち消すことができる。

 

私の興味は常に自分の頭にあり、だからこそこうしてブログを書いている。また、友達は多くなく、1対1の深い話を好む。そのため、会社の飲み会がひどく嫌いであり、多くは断っている。

 

仮説②:社会の風潮が外交的優位となっており、それに屈しているから

これはある種そうかもしれない。なぜなら、時に外交的な人がうらやましくなるからだ。

 

自分のタイプが完璧に内向的であるならば、内向的が完全に活きる環境でベストパフォーマンスができるはずなのに、リア充な生活を見せつけられると嫉妬の感情が生まれるとともに、でもどうせ自分には合わないなとか思ってすぐに感情を取り下げる。

 

この理由の1つとして、外交的な生活(いわゆるリア充な生活)が社会的に広く認められており、そうでない生活をしている場合は、人間に魅力がないと思われてしまう風潮があるからだろう。だからこそ、夏休みはどこ行くの?とか、結婚しないの?とか聞かれてしまい、そのたびに凹んでしまう自分がいる。

 

仮説③:自己肯定感が低いから

これが最も有力かもしれない。

 

そもそも自己肯定感とはどういう意味だろうか。はてなキーワードによると、

自己肯定感じここうていかん

「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。自分を肯定している感覚、感情などを指す。

対義語は、「自己否定感」。

幼少期の生活・教育環境によって大きく左右されると考えられており、教育上の重要な要素だと考えられている。

自己肯定感が低いと自信が持てず、他人にどう見られているか気になり、他人の言動に過敏に反応してしまうとされている。

(出典:はてなキーワード

とされている。

 

自分が内向的であると理解したならば、それが活きるベストな環境で生活すれば必ずや幸せになれるはずなのになぜそうしないのか。いや、なぜそうできないのか。

 

仮説②にも共通するところではあるが、他人にどう見られているか、世の中的にどうかを考える節がある。だからこそ、外交的を良しとする風潮に迎合しようとしてしまう。

 

つまり、人からどう見られるかに敏感で、どうせ自分なんて楽しめないとか自己肯定感が低いために、何やってもうまくいかないし、つまらないな、と思っているのかもしれない。

 

直すべきは内向的な性格ではなく、自己肯定感を高めることであることを認識できた。

では、自己肯定感はどうやって高めていけばいいのだろうか。

 

自己肯定感を高めるには

これについては、次回に引き続こう。

 

まとめ

・内向型と外向型の大きな違いは、3つ。

  ①エネルギーの取り込み方

  ②刺激に対する反応

  ③情報や経験に対するアプローチ  

・内向型が無理に外向型になろうとしても人生は面白くならない。

 ⇒自己肯定感が低いかどうかを疑ってみる

 

 

※記事が面白かった場合はクリックをお願いします。自信につながり、より良い記事を提供するための動機になります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキング