「人生を楽しくするための5つの方法」といったTipsはだいたい胸に響かない
「人生 つまらない 楽しくする方法」の先にあるもの
人生がつまらないと感じた時、あるいは暇でしょうがない時など、
「人生 つまらない 楽しくする方法」
などとGoogle先生に聞いたことがあるだろうか。
上記のキーワードで検索で引っかかるのは
「人生を楽しむための5つの方法」、
「人生がつまらない人の8つの特徴」、
「休日を有意義に過ごす10選」、
などである。
なお、英語で似たような言葉を検索すると、
「3 ways to enjoy」、
「7 things you should do every day」
「10 simple steps to make your life more fun」
などが出てくる。
国籍や人種が違えど知性を持った生き物は似たようなことを考えるんだなと再認識した次第である。
確かに、そういったある種占い的で、誰にでも当てはまるようなものを
ずらずらと並べられているほうが頭を使わなくてもよいので見る分には楽である。
ショッピング感覚で自分に合ったものを選択し、実行すれば良い。
しかし、多くの場合「人生 つまらない 楽しくする方法」なんかを
検索するような輩は大抵内向的でウェーイ系から相反する人たちであろう。
なぜなら、ウェーイ系の人たちは人生が暇なときはネットに頼らずに
仲間をかき集めて楽しむからである。
逆に内向的な人たちは一人で楽しめるのも確かではあるが、
世の中の潮流（すなわち、「休日は外に出かけて充実させなければならないといった風潮」である）に飲まれるとたちまち不安になるものである。
「自分の人生は他の人たちと比べて充実していない」と。
※内向的な人たちは自分に気が向いているものの、
他の人と比べるなど繊細なところがある（ソースはじぶん）。
そんな時、救いを求めてGoogle先生に聞いた結果が、
占い的で、誰もが思いつき、誰に対しても当てはまるような回答しか得られないとき、
「あぁ、自分はまたしてもくだらないことで時間を使っちゃったな」と悶々とし、
一旦は忘れようとするも、不意にまた世の中の潮流に飲まれ、
再度検索しても同じことの繰り返しに陥る。
つまり、そもそもウェーイ系の人たちは「5つの方法」の類は見る必要がないし、
内向的な人たちには全く胸に響いていないのである。
なぜTipsは実行に至らないのか
ではなぜTipsには網羅的に人生を楽しくする方法が書かれているにもかかわらず、
それを実行に移すに至らないのだろうか。
Tipsを読んだ時の思考を記載してみる。
以下は自分が作ってみた例であり、どこから引用したわけではない。
例① 興味のあるものはとりあえずやってみる
・興味を持つものをいろいろやってきた結果がこれ
・そもそも複数人でやる趣味やスポーツは興味なし
・新しいことをやったってすぐに飽きることが容易に想像できる
例② 目標を持つ
・高度経済成長期の理想のレールを歩いてきたけど意味なし
・資格はいろいろ取ってきたものの意味なし
・世界平和なんて祈っても自分の力じゃどうにもできねぇ
例③ 感謝の心を忘れず持ち続ける
・社会人でお礼を言わない人の多さに辟易している
・ひたすらに感謝しても舐められるだけ
・「ありがとうありがとう」言ってコーヒー淹れてもおいしくなってない
例④ 思い切って転職してみる
・「人生楽しくする方法」で検索してこれが出てきて鵜呑みにする人は
逆に今後の人生が心配になる
改めてTipsを読んだ時の思考を文字にしてみると、
やらない、行動しない言い訳を考えているようにしか見えない。
しかし、そもそもこんな字面を読んだだけで行動できている人は
「人生 楽しくする 方法」とかで検索していない。
自分で行動して楽しめている人である。
何が響くのか（もとい、何が人生を変えるきっかけとなり得るのか）
Tipsが心に響かないのは、内的な行動欲求や内なる衝動を満たしていないからである。
仮に他人の考えをもとに実行したとしても、すぐに継続しなくなったりする。
また、継続しなくなったり、失敗した理由を他人の考えであることに責任転嫁できる。
結局のところ、自分で自分に責任を与えないと言い訳マンになってしまう。
では、どうやって内的な行動欲求を呼び覚まし、
自分から行動し、人生を楽しくできるのか。
それは、このブログで実践していくことであるが、
1つの鍵は今まさに自分が悩んでブログを書いていることにある。
ブログを書くことで自分の考え方を整理し、
自分の現状を把握し、理想の方向へシフトできる方法を
自分の頭で考え、探っていくことが遠回りだが一番の近道なのであろう。
まとめ
・「人生 つまらない 楽しくする方法」で検索するのはやめる
・他人の意見にやらない言い訳を並べることさえ無駄
・人生を楽しくする方法は自分にしかわからない
⇒悩みに悩んで内なる欲求を呼び起こしたとき、すでに人生は楽しいはず
※本記事は筆者の独断と偏見に依るところが大きいが、決してTipsやウェーイ系、内向的な人たち等を否定するものではないことを予めご了承いただきたい。
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